更新日 21.2.18

動物科学 部

動物科学部
  令和2年2月8日(土) 渥農産和牛売り場と参加生徒


動物科学部紹介動画

令和2年度

21.2.18
和牛甲子園出品牛の販売実習を行いました
 1月30、31日の2日間、岡崎市の高橋精肉店(ピアゴ洞店)において、和牛甲子園に出品した神福桜号の販売が行われました。31日には生徒3名が店頭に立ち、販売実習をさせていただきました。昨年同様にポスターを作成し、コロナ禍で大きな声が出せない中ですが、多くのお客さんに興味を持っていただき、牛肉を手に取っていただきました。スライスやステーキなど、様々な状態で販売されていましたが、どれにもきれいにサシが入り、その美味しさが見てみてわかる牛肉でした。
 
動物科学部通信 vol.16 発行
 今月の内容は、「和牛甲子園出品牛の販売実習を行いました」、「豚肉もおいしいよ!」、「分娩情報」です。
    動物科学部vol.16(PDFファイル)

21.1.19
第4回和牛甲子園を終えて 〜取組評価部門優秀賞獲得!〜
 1月15日(金)第4回和牛甲子園がオンラインで開催されました。本校は昨年に引き続き、2度目の参加になります。大会はZoomを使って実施され、画面越しではありますが、全国の参加生徒と交流することができ、楽しむことができました。実際に会えなくても、友だちを増やすことができたようです。
 10時からオープニング、そして午前中は取組評価部門の結果発表がありました。今年度はオンラインということもあり、事前に提出した発表動画を審査していただき、当日に結果発表という形でした。優良賞3校、優秀賞2校、最優秀賞1校が選ばれるこの結果発表で、本校は優秀賞を獲得することができました。「愛知県立渥美農業高等学校」と名前が呼ばれたときには、生徒はとても驚き、涙を流して喜んでいました。

和牛甲子園のホームページへ
 
優秀賞を受賞した発表動画です。

動物科学部通信 vol.15 発行
 今月の内容は、「第4回和牛甲子園を終えて 〜取組評価部門優秀賞獲得!〜」、「田原市長への表敬訪問」です。
    動物科学部vol.15(PDFファイル)

20.12.25
第4回和牛甲子園まで残り1か月
 第4回和牛甲子園の開催まで、残り1か月を切りました。今年度はオンラインでの開催になるため、体験発表も動画での審査になります。東京に行くのは牛たちだけです。先日、練習を重ねて体験発表動画の撮影を終えました。あとは当日の結果を待つばかりです。
 出荷1か月前になる今月に、エコーを使った肉質診断を実施しました。知多大動物病院にご協力いただき、今回は生徒が実際に機材を操作させていただきました。肢のケガやエサ食いの低下など、心配もありましたが推定BMSは5等級に該当する9と11という嬉しい結果になりました。昨年度の牛より良い番号がついているので、当日の結果が楽しみです。
 
認証状が届きました!!
 11月19日に審査を実施し、その後修正箇所を直し、先日ついに認証状が学校に届きました。豚でのJGAP認証は、愛知県内農業高校初。そして養豚が盛んな田原市でも初めての取り組みとなりました。GAPは認証を受けて終わりではありません。農場の維持や、さらなる改善を今後も続けていきます。
 

動物科学部通信 vol.14 発行
 今月の内容は、「第4回和牛甲子園まで残り1か月」、「専攻生のつぶやき」、「認証状が届きました!!」、「校内プロジェクト結果」です。
    動物科学部vol.14(PDFファイル)

20.11.30
JGAP認証審査を終えて
事前の準備風景  11月19日、本校で豚のJGAP認証審査を実施しました。参加した生徒8名は、前日夜遅くまで確認し、審査当日は活動の成果を自分の言葉で審査員に説明することができました。難しいことに挑戦し、それを「大人に説明をする」という経験は、なかなか体験できない貴重な経験になったと思います。
 緊張感が漂う中でしたが、言葉を発するうちに徐々に緊張もほぐれ、時には笑いも起こり、終始和やかな雰囲気で進めることができました。審査を受けることがゴールではありません。不足部分を改善し、これからもさらによりよい飼育環境づくりを続けていきたいと考えます。来年は畜種を追加し、牛でのJGAP認証取得にも挑戦していけたらと考えています。

動物科学部通信 vol.13 発行
 今月の内容は、「JGAP認証審査を終えて」、「専攻生のつぶやき」、「黒豚たちの第1回出荷がもうすぐ!」です。
    動物科学部vol.13(PDFファイル)

20.11.2
JGAP認証審査まで、あと1か月!
施設内の整理整頓  今年度、動物科学部、そして専攻生の卒業研究として、豚でのJGAP認証取得に向けて活動しています。年内取得を目指して取り組んできましたが、ついに審査日が決定しました。11月19日(木)本校において審査が行われます。CFSによる全頭出荷など、様々な困難もありましたが、黒豚導入という目標を昨年度クリア。そして次は、豚でのJGAP認証取得を目標に、審査までの残り約1か月、模擬審査や細部の確認など、まだまだ頑張ります。

動物科学部通信 vol.12 発行
 今月の内容は、「JGAP認証審査まで、あと1か月!」」、「専攻生のつぶやき」、「CSFワクチンと移行抗体」です。
    動物科学部vol.12(PDFファイル)

20.10.5
黒豚たち続々分娩中です
黒豚出産  9月に入ってから3頭の母豚が出産しました。バークシャー種の平均産子数は8頭といわれていますが、今月出産したうち2頭はその平均値を上回る産子数となっています。生まれた子豚の顔をみていると、どの子豚もみんな顔や肢の模様が違います。こういった違いを見比べられるのも、バークシャー種を飼育する楽しみの一つですね。
 生まれたばかりの子豚には、専攻生が新生子処置を実施しました。新生子処置とは、「雌雄判別」「体重測定」「牙切」「断尾」「鉄材投与」を行うことです。豚には生まれたときすでに、上下左右2本ずつ、計8本の牙状の歯が生えています。この歯が、母豚の乳頭を傷つけてしまうため、とがっている部分を切ります。また、断尾も、豚同士の「尾かじり」を防ぐためには必要なことです。子豚のために、手早く処置することが大切です。

動物科学部通信 vol.11 発行
 今月の内容は、「黒豚たち続々分娩中です」、「専攻生のつぶやき」、「和牛甲子園まで、あと約3か月」です。
    動物科学部vol.11(PDFファイル)

20.9.1
動物たちの「快適温度帯」
畜舎内暑さ対策  夏休み中、暑い日が続いています。学校の畜舎でも暑さ対策をしていますが、この暑さに動物たちもバテ気味です。動物の「快適温度帯」知っていますか?簡単に言うと、「動物が体温を一定に保つことができる温度帯」です。動物にはそれぞれ異なる 快適温度帯があります。快適温 度帯以上の環境では、暑さで呼吸数が増えたり、体温上昇を防ぐためにエサの摂取量が減ったりします。逆に快適温度帯以下の環境では、体温維持のために、動物たちは普段以上の熱生産をしなくてはいけません
 快適温度帯に近い環境を作ることが、畜産では生産性アップにつながります。体重や発育具合で変わりますが、牛では10〜15度、豚では20〜25度、鶏では18〜24度といわれています。日中40度近い気温のこの頃が、動物にとってどれだけ暑いか、分かりますね

動物科学部通信 vol.10 発行
 今月の内容は、「動物たちの「快適温度帯」」、「第4回和牛甲子園に向けて・・・」、「ヒナたちも成長しました!」、「今後の分娩情報(豚)」です。
    動物科学部vol.10(PDFファイル)

20.8.4
酒粕黒豚プロジェクト
酒粕黒豚プロジェクト  7月10日、田原物産センターにおいて、焼酎製造や焼酎粕の効果について教えていただきました。焼酎粕には肉質向上効果があると言われていて、「酒粕黒豚プロジェクト」は、肉質が良いと言われるバークシャー種(黒豚)に芋焼酎粕を給与することで、より美味しい豚肉を作ることを目的としたプロジェクトです。現在は2年生4名を中心に、活動をしています。
 田原市で生産されたサツマイモを使って製造される「亀若」という焼酎から出る焼酎粕を使用し、本来廃棄するはずの焼酎粕の活用も行っていきます。学校での黒豚生産に加えて、地域で生じる食品廃棄物の活用、さらにはバークシャー種の振興など、幅広い活動を進めていきます。

動物科学部通信 vol.9 発行
 今月の内容は、「酒粕黒豚プロジェクト」、「プロジェクト 県大会に向けて!」、「専攻生のつぶやき」、「今月の動物情報」です。
    動物科学部vol.9(PDFファイル)

20.6.26
学校も再開し、動物科学部の活動も ついに始動!
GAP指導  ついに学校や部活動も本格的に再開し、動物科学部としての活動も再始動しました。今年度、動物科学部では、和牛甲子園、黒豚生産、豚でのJGAP認証取得の3つの活動を中心に行っていきます。
 GAPチームに向けて、あかばね動物クリニックの先生方に講義をしていただきました。3年生5名、2年生2名でチームを組んでいます。いよいよこれから、認証取得に向けた活動に入っていきます。

動物科学部通信 vol.8 発行
 今月の内容は、「学校も再開し、動物科学部の活動もついに始動!」、「専攻生のつぶやき」、「今月の動物情報」です。
    動物科学部vol.8(PDFファイル)

20.5.28
しろちゃん、妊娠してました
しろちゃん  先月号で紹介した、エクサルーサという系統のしろちゃんですが、種付していないのにみるみるお腹が大きくなっていきます。どうやら導入前から妊娠していたようです。
 導入したのが今年2月20日、豚の妊娠期間が114日なので、もう生む間近のようです。お腹の子どもをしっかり育てるため、餌も増やし、分娩の準備に入りました。

動物科学部通信 vol.7 発行
 今月の内容は、「しろちゃん、妊娠してました」、「可愛いヒナがやってきました」です。
    動物科学部vol.7(PDFファイル)

20.4.30
黒豚たちの名前が決まりました!
黒豚  雄2頭、雌6頭 全6系統の名前をついに決定! 顔や体の特徴を捉えた名前にしたので、 豚に会えるようになったときはぜひ覚えて呼んであげよう!
(写真は「オーラ」です。)


動物科学部通信 vol.6 発行
 今月の内容は、「黒豚たちの名前が決まりました!」です。
    動物科学部vol.6(PDFファイル)

20.4.1
第4回和牛甲子園に向けて
動物科学部  3月16日、知多大動物病院の先生方にご協力いただき、来年度の和牛甲子園出品予定牛の肉質診断を行いました。前回大会では出荷1か月前のみの診断だったため、今回からは20ヶ月齢時と出荷1か月前の2回の検査を行うことにしました。来年度の出品予定牛は雌1頭と去勢1頭です。その体つきは前回大会の出品牛が20ヶ月齢だったころよりも大きく、好成績が期待できる牛です。前回同様、超音波による画像診断を行いました。
 数日後、診断結果が届くと、BMSナンバーは雌で6、去勢で10と診断され、去勢1頭に関してはローズ芯面積も充分大きく、良い成績が期待できるという嬉しい報告をいただきました。現在新3年生の2名を中心に、ブラッシングなどの管理を続けています。大会はまだ先ですが、立派になった牛を、自信を持って送り出せるように、愛情持って接してくれています。さらに、第5回大会を目指した牛もすくすく成長中です。今年7月には、第6回大会を目指した子牛が産まれる予定です。興味がある人、そして一緒に頑張れる人は、畜産教員に声を掛けてください。(防疫の関係上、農施、農業科の生徒に限ります。)

動物科学部通信 vol.5 発行
 今月の内容は、「第4回和牛甲子園に向けて」、「黒豚たちはげんきです。」、「祝 卒業」です。
    動物科学部vol.5(PDFファイル)

平成31年度

20.2.17
渥農産和牛を販売しました
動物科学部  2月8日(土)セントファーレ内のフードオアシスあつみ田原店において、和牛の販売実習を行いました。店内には売り場を盛り上げる工夫が施されており、「第3回和牛甲子園」のラベルが貼られた牛肉が並んでいました。本校からは6名の生徒が参加し、手作りの販売ポスターやお揃いの帽子、法被を身に着けて販売実習を盛り上げました。A5ランクということもあり、気軽に買えるような安値ではありませんでしたが、渥美農業高校で初めて肥育した牛の肉ということもあり、多くの方に来店し、ご購入していただけました。たくさんの記者の方にも取材していただき、渥美農業高校や、本校での活動を広める良いきっかけとなりました。

動物科学部通信 vol.4 発行
 今月の内容は、「渥農産和牛を販売しました」、「ついに黒豚がやってきます」、「販売実習中にいただいた質問について」です。
    動物科学部vol.4(PDFファイル)

20.1.31
和牛甲子園を終えて
動物科学部  1月16〜17日の2日間にわたり、品川グランドホール、東京食肉市場において第3回和牛甲子園が開催されました。大会1日目となる16日、朝早く田原を出発し品川へ移動。緊張感漂う中、会場に到着しました。
 盛大に開会式が行われ、優勝旗返還や選手宣誓の後、各学校の取組発表会が始まりました。発表の持ち時間が7分と少ない中で、どの学校も和牛甲子園に向けて取り組んできた内容を発表しており、とても勉強になりました。本校生徒も学校の法被を羽織り、練習してきた成果を十分に発表することができました。1日かけて全30校の発表が終わり、その後、学校交流会が行われました。
 2日目には東京食肉市場において、肥育してきた牛の枝肉共励会が行われました。初めてのセリ、初めての食肉市場に、驚きの連続でした。本校の2頭も枝肉になっており、割ってみなければわからなかった肉質や脂肪の状態をみることができました。 サシがきれいに入っており、おいしそうな牛肉になった姿を確認できて安心しました。 また、他校の枝肉と比べて少し背脂肪が厚いことが分かり、今後対策が必要であることも学ぶことができました。枝肉勉強会の後、本物の購買人さんたちを目の前に、セリが始まりました。 少しでも高値で買ってもらうため、参加生徒全員で「ワッショイ、ワッショイ」と声を出し、自分たちの枝肉をアピールしました。 滅多に参加することのできないことなので、貴重な経験となりました。
 今回の和牛甲子園では、枝肉部門、発表部門どちらも入賞ならず、全国から集まった高校牛児たちのレベルの高さを実感しました。この経験を今後の管理や活動に生かし、来年の第4回和牛甲子園入賞を目指して、これから頑張っていきます。

動物科学部通信 vol.3 発行
 今月の内容は、「第3回和牛甲子園を終えて」、「参加した生徒の感想」、「今月の動物情報」です。
    動物科学部vol.3(PDFファイル)

20.1.9
和牛甲子園まで、あと少し!
動物科学部  和牛甲子園は1月の16〜17日の2日間に渡って開催されます。大会当日まであと1ヶ月となりました。大会1日目は体験発表会、2日目には枝肉共励会が開催されるため、本校の出品予定牛2頭は大会2日前の14日に学校を出発します。いよいよ、約2年半という期間を一緒に過ごした牛たちとの別れも近づき、大会が楽しみなような、出荷が寂しいような…。
 大会1ヶ月前ということで、12月2日、知多大動物病院の先生方にご協力いただきエコーを用いた肉質検査を行いました。この肉質検査では、肉のBMSナンバーを知ることが出来ます。
 その結果2頭の出品予定牛のうち、小柄なとみた号ではBMS7、大きなしげよし号ではBMS9が予想されました。実際に肉にしてみないと、本当の数値は分かりません。しかし、しげよし号ではBMS10の可能性もあると言われており、昨年の甲子園の結果を見ると、BMS10以上であれば入賞も見えてきます。
 次の動物科学部通信では、和牛甲子園の結果をお知らせします。よい報告が出来るよう、残りの期間も頑張ります。

動物科学部通信 vol.2 発行
 今月の内容は、「和牛甲子園まであと1ヶ月!」、「校内プロジェクト発表会 結果!」、「専攻生のつぶやき」、「今月の動物情報」です。
    動物科学部vol.2(PDFファイル)

19.12.4
第3回和牛甲子園出場決定!
動物科学部  本校から2頭が、第3回和牛甲子園へ出場することが決定しました。和牛甲子園とは、肥育した牛の肉質や、学校で実施してきた体験発表の内容を競う大会です。全国から約30校、45頭の牛が集まります。
 本校でも約2年前から和牛甲子園出場を目指して、牛の肥育に挑戦してきました。生まれたときは40kgにも満たなかった子牛たちは、約28ヶ月の肥育期間を経て、現在約700kgにまで大きくなりました。今回の大会には4人の生徒が出場します。体験発表や枝肉共励会など、普段体験することのできない貴重な経験ができることでしょう。参加する4名の生徒は、当日までしっかり準備をし、牛たちのためにも精一杯がんばっていきます。
 また、現在牛舎では、来年の和牛甲子園出品予定牛、さらに、再来年の出品予定牛も飼育しています。約2年半という長い飼育期間の中で、牛を担当する生徒と共に、牛もすくすく大きくなってくれることでしょう。和牛甲子園は1月に品川で行われます。良い報告が出来るよう、動物科学部一同、残りの飼育期間も愛情たっぷり、精一杯に牛と向き合っていきます。

動物科学部通信 vol.1発行
 月1回のペースで動物科学部通信を発行していくことになりました。
 今月の内容は、「和牛甲子園出場決定」、「0頭からの養豚経営再建を目指して」、「専攻生のつぶやき」、「今月の動物情報」です。
    動物科学部vol.1(PDFファイル)