GLOBALG.A.P.認証審査(トマト・キク)

 12月16日、17日にかけて、本年度のGLOBALG.A.P.認証の更新審査が行われました。現場審査ではミニトマトとキクを実際に収穫、調製する様子を確認しながら、食品安全や労働安全の視点から実践内容の審査がありました。書類審査では「リスク評価を行った結果をもとに手順書を作り、その教育訓練をして実践する」という一連の流れが適切に行われているかの確認などが行われました。昨年と同じ品目の審査でしたが、GLOBALG.A.P.ではPDCAサイクルの実践が重視されるため、「生産物を輸送するときの衛生手順」など、昨年は触れられなかった事項についての踏み込んだ質問がありました。

 また、全国の農業関係者から視察の申し込みをいただいていたため、本年度はzoomを用いて審査の様子を配信するオンライン公開審査を実施しました。GAP普及推進機構およびイノチオホールディングス株式会社の協力を得て、使用している帳票や説明事項について解説を行い、これからGAPに取り組む方や花のGAP取得に興味がある方に対して研修機会を提供しました。

 現在は指摘事項の是正を行っており、来月中に認証状が発行される予定です。